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ゼラチンコラーゲンは、食品としては同じものと考えられますが、分子レベルに違いがあります。

コラーゲンの分子は、3本の鎖が三つ編みのようにらせん状の細長い形状になっています。この3本鎖ヘリックス構造に熱を加えると、らせん状の分子が壊れて、ランダムコイル状態の構造になっていきます。

このようにコラーゲンを加熱精製したものがゼラチンで、コラーゲンより分子が小さくなることにより消化吸収がよくなっています。

コラーゲンは加熱するとどうなる?変化して壊れてしまうの?」でも詳しく解説しています。

ゼラチンは、コラーゲンの塊と言ってもいいほど、コラーゲンを87%含みます。詳しく言うと、ゼラチンは、コラーゲンと3本鎖へリックス構造を持った、分子量30万のタンパク質です。

すなわち、ゼラチンとコラーゲンは、1次構造と呼ばれるアミノ酸組成が同じで、アミノ酸の結合のされ方が違い、2次構造が異なるといえます。

ゼラチン分子のほうが結合力が弱く、そのためゼラチンのほうが5℃ほどで簡単に溶けます。コラーゲンは40℃ほどで溶けます。

コラーゲンを加熱精製してゼラチンにすることにより、コラーゲンの特徴である粘性が強く・保湿や保水能力が強く・皮膜をつくる力・繊維再生の能力などが失われてしまいます。

この違いが、ゼラチンとコラーゲンの違いになります。

食品に含まれるコラーゲンとは

鳥のももや手羽先、魚を煮たときの煮汁が冷えると、プルプルに固まり煮凝りとなります。

これが、コラーゲンです。

食品に含まれるコラーゲンは、熱に弱く煮汁に溶け出してしまいますから、効率よく体に消化吸収されるためには、コラーゲンの含まれた煮汁まで食べなくては摂取できません。

その場合は、脂肪の摂りすぎになる可能性もありますから脂質にも気を付けなければなりません。

一定量のコラーゲンを毎日摂取することは難しいですから、コラーゲンを加熱精製したゼラチンを摂取すれば、コラーゲンを摂れることになりますね。

ゼラチンを多く含むマシュマロについて、「マシュマロで身長が伸びる?マシュマロを身長の関係性」でも説明しています。

ゼラチンの摂取は

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ゼラチンは消化性に優れたタンパク質ですから、食品として非常に広い用途を持っています。

また、栄養価が低いため、ダイエット食材に最適として注目され、サプリメントや健康補助食品に利用されています。

しかし、アミノ酸のバランスが悪いため、残念ながら栄養素が高い良質なタンパク質とはみなされていません。

ゼラチンの摂りすぎでニキビや吹き出物の原因となり、まれにアレルギー症状が出てくる場合もあります。

中には、腎臓を悪くした人もあるようですから、必要以上の摂りすぎには気を付けましょう

コラーゲン・ゼラチン・コラーゲンペプチド

ゼラチンを、さらに消化吸収しやすいように細かく酵素分解したものを、コラーゲンペプチドといいます。

コラーゲンペプチドは、分子量が小さくなっているために水にもよく溶けて体にも吸収しやすくなっています。

コラーゲンは消化吸収率があまりよくないため、経口摂取には向いていません。

そのために、サプリメントでコラーゲンと言われているものは、ほとんどコラーゲンペプチドのことです。

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