gurisinn

グリシンゼラチンの加水分解物から結晶として発見されたもので、当初は甘味をもつことからゼラチン糖と呼ばれていました。

グリシンは体内で合成できる非必須アミノ酸の一種で、最も小さく単純な構造をしています。

鳥の軟骨、豚足牛すじなど動物性コラーゲンに多く含まれています。

また、うなぎについては「うなぎはコラーゲンが豊富!スタミナだけじゃなく美肌のゲットにもつながる食べ物!」でも説明しています。

コラーゲンを構成しているアミノ酸のうち、3分の1はグリシンで、9分の2がプロリンですから、コラーゲンの半分以上は、グリシンとプロリンでできているということになりますね。

またグリシンを含むアミノ酸は、角質層の繊維間物質にある天然保湿因子(NMF)の約40%も占めています。

グリシンの効果は

グリシンは脊椎や脳幹に多く存在し、中枢神経で神経伝達物質としても働いています。

また血管拡張作用により、手足の血管を広げて血流を増やす効果もありますから、睡眠抗うつ効果肌のハリと弾力を保つ美肌効果の役割も持っています。

グリシンを含むコラーゲンは、血圧にも効果があるといわれていますので、「コラーゲンで血圧が下がる?コラーゲン摂取で血圧をコントロールしよう!」でも解説しています。

グリシンは睡眠の質を高めて成長ホルモンが分泌しやすくなる作用や、不眠の改善抗酸化作用があることから、現代人には欠かせない成分として注目を集めてきています。

またグリシンはノンレム睡眠の時間を長くし、睡眠の深い徐波睡眠に早く到達させてくれる作用もあります。

就寝前にグリシンを摂取して起床時のスッキリ感を図る実験では、疲労感が減ったという結果報告もあります。

グリシンは、スムーズな眠りや質の良い快眠へと作用してくれるだけでなく美肌にも良いと言われて、ハリのある肌を保つのに欠かせない成分となっています。

また、肌荒れなどが気になる場合は、積極的にグリシンを含むコラーゲンを食事サプリメントから摂取するようにしましょう。

グリシンの働き

glycin

グリシンは、食品の日持ちを良くする働きとして使用されますが、これは大腸菌の生育を阻害する働きがあるためです。

アミノ酸の中でも特にキレート作用が強くありますから、食品の酸化防止の効果があるとして利用されています。

グリシンはまたDNA(デオキシリボ核酸)やRNA(リボ核酸)などの合成にも必要な成分となっており、全身に酸素を運搬するヘモグロビンや、筋肉収縮のためのクレアチンの原料としても活用されています。

グリシンは絹糸を構成するタンパク質にも含まれるため、絹糸を加水分解しても得ることができます。

またグリシンは、厚生労働大臣により安全性が認められた、指定添加物として活用されており、甘味があり匂いがほとんどないため、調味料や保存料として広く利用されています

とくにカニやエビの風味づけに用いられています。

グリシンの必要性

グリシンはコラーゲン合成が重要な成分のため、体内のコラーゲン合成が欠乏していくと膝の関節痛がでてきたり、肌荒れを起こしてしまいます。

美肌のためなら食事から摂取を心がけ、良質な睡眠を得るためであればサプリは必須ですね。

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